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WELCON

WELCONのコア

試作品について

WELCONは"Thermal One-stop"で、お客様のご要望にお応えします。
お客様の開発初期段階から当社がかかわることで、お客様の開発、データ収集に必要な試作品の設計製作、量産を見据えた試作品の評価を行います。

マイクロチャンネルヒートシンク開発事例

既存の多くのヒートシンクは、1流路(1path)構造と呼ばる、入口から出口までの流路が一本線でつながる単純な構造を持っています。この場合、フレッシュな冷媒が供給される入口側と、発熱源からの熱供給により温められた冷媒が供給される出口側で、温度のばらつきが生じてしまいます。

マイクロチャネルヒートシンク開発事例

マイクロチャネルヒートシンク開発事例

1流路(白枠内、冷却範囲40×40mm)のヒートシンクでは、左上の入り口から、右下の出口に向かうに従って、温度が高くなっている(赤枠内)ことが分かります。

※条件 
*デバイス初期温度:61℃ 
*冷却水流量:0.3L/min 冷却水温度:31℃ 
(流水後約1秒)

発熱源からの熱を効率的に奪い温度上昇を抑制するには、温度のばらつき無く、均一に冷却をする必要があります。
WELCONが標準品として提供するヒートシンクでは、温度のばらつき無く、均一に冷却することができます。
フレッシュな冷媒が均一に分配されるよう、液晶のような微細な部屋をマイクロチャンネルで実装した「マトリックス流路」に特徴があります。

マイクロチャネルヒートシンク開発事例

マイクロチャネルヒートシンク開発事例

マトリックス流路のヒートシンクでは、白枠内の冷却面で、均一に冷却されていることが分かります。

※条件 
*デバイス初期温度:61℃ 
*冷却水流量:0.3L/min 冷却水温度:31℃ 
(流水後約1秒)

試作開発のご依頼について

お客様のご要望により、試作開発のパターンは2通りございます。

①標準品のカスタマイズ:
標準品ではカバーできない形状、性能、仕様条件、使用環境など、お客様のご要望に応じます。

②ゼロからの試作開発:
標準品のカスタマイズでも対応が難しい場合は、1から試作開発を行います。

通常、①よりも②の方が、納期は長く、予算は大きくになる場合が多いです。性能、納期、予算のバランスを考慮して、試作開発方針を決定いたします。試作開発のご依頼時には、ご要望条件の優先順位をお知らせください。

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